他人の役に立つという事

本日もお読みいただき有難うございます。

この間「正直不動産」のドラマをAmazonプライムで見て、「他人の役に立つ仕事ってたくさんある」ということを改めて実感しました。

多くの人は弁護士や医師の事を、「他人の役に立つ仕事」と言います。

それでは不動産営業はどうでしょうか?

不動産の営業と聞くと「役に立つと言えば役に立つと思うけど…」という方が多いのではないでしょうか?

確かに、特定の目的をもって活動しているNPOなどに比べると、不動産の営業などは「どこが役に立つのかわかりにくい」というイメージを抱いたりもします。

しかし、よく考えてみると、意外に役に立つ部分が多いです。

例えば、「正直不動産」のドラマには、大学生になって初めて一人暮らしをする女性の話が出てくるのですが、もしいい加減な不動産屋が、セキュリティーが甘く治安の悪い地域のマンションなどを勧めた場合どうなるでしょうか?

場合によっては、その女性が帰り道に痴漢にあったり、変質者につけ狙われるといった事も起きる可能性もあります。

きちんとした不動産屋が、「この地域は女性の一人暮らしに向かない」とか「このマンションはあまりお勧めできない」と言ってくれれば、その女性は安心して生活する場所を見つけることもできますし、親御さんも安心して娘さんを一人暮らしさせることが出来ます。

このことは不動産屋に限らないです。

地域の子供の安全のために、朝、通学路に並んで子供の安全を見守っているお母さん方も地域の防犯や子供の安全のために非常に役立っています。

一方で、他人の権利を侵害することは誰でもできます。

相手が嫌がっているのに無理やり付き合いを要求して、避けようとしたら暴れるような人間。

周囲の迷惑を顧みず大声で叫びまくったり、自らの行動を反省することなく他人に押し付ける人間などがそうです。

よく、「あなたにしかできないことがある」といい、特定の行動を要求する方がいます。

しかし、私はそんなことをしなくても、他人の役に立つことは出来ると考えています。

平凡な行動が非凡な結果をもたらすという事はあるのです。

司法書士の仕事というと、不動産登記や商業登記を思い浮かべる方が多いです。

確かに不動産登記がどう役立つのかをイメージすることは困難です。

しかし、空き家問題などを解決するには、不動産に詳しい専門家として司法書士にできることは多いと感じています。

また、私は司法書士試験に合格した後、社労士の資格も取るつもりです。

現在、運送業の働きすぎ問題が話題になっていますが、その問題を解決するためには就業規則などをしっかりと定めておくことも必要だと思います。

また、司法書士や社労士でも会社内でのちょっとしたトラブルを解決するために役立つ事はあるのではないでしょうか?

企業というと多くの方は大企業を思い浮かべますが、実際は中小企業の方がはるかに多いです。

専門家が活躍するフィールドはいまだたくさん残されているというのが、現在の私の実感です。

今年の司法書士試験は7月7日ですが、おそらく司法書士試験が終わった後も、会計の勉強や社労士の勉強などでほとんど遊ぶ時間はないと思います。

私にとって今年は非常に忙しく、非常に大事な一年になると感じています。

ただ、その計画も、司法書士試験に合格しなければすべて終わってしまいます。

残り1カ月半の間、しっかりと勉強をしていい結果につなげたいと思います。

今日はこの後年度別過去問を解きます。

最後までお読みいただき有難うございました。

この記事を書いた人

目次