レアル・マドリードの守備について
題名からしてサッカーです。
最近サッカーの話題が多いですよね。事務所のブログなので、「仕事の話をしろ」といわれそうです。
おっしゃる通りなのですが、これも私がどういう人間かを知ってもらうのに必要な業務です。
営業ですかね…。
ただ、各リーグが佳境に入っているだけのような気もしますが…。
点数を見ると、4対3でバルセロナが勝っただけとも言えます。
エムバぺもハットトリックですしね…。
ただ、最近のレアルを象徴するような試合ですよね。
点は入るけど、点を取られることも多いという。
はっきり言えば守備が崩壊しています。
スポーツは点を取ればいいというものではありません。点を取られないことも非常に大事なことです。
レアル・マドリードの守備陣は、ACミランのディフェンス陣に比べるとはるかにましなのですが、少なくともヨーロッパのトップチームといえる守備ではないです。
おそらくケガ人がいるということもあるのでしょうが、一番の理由は全体練習の少なさだと思います。
確か、1か月か2か月ほど前に、監督のアンチェロッティが「全体練習をしたのは数日だけ」と言っていましたが、本当なのでしょう。
最近のレアル・マドリードは点を取るときもほとんど個人技頼みですし、チームとしての組織力を感じることはほとんどないです。
攻撃はエムバペやヴィニシウスがいるので何とかごまかしながらでもできると思うのですが、守備は個人技頼みではどうしようもありません。
組織的に守らないとどうしようもないです。
確か、今年のレアル・マドリードはチャンピョンズリーグも最初からかなり苦戦していたと記憶しています。
やはり守備に問題を抱えていたのだなと再度実感しています。
といっても、これはアンチェロッティのせいとは言えないのではないでしょうか。
ジダンが引退したとき「試合数が多すぎる」と言っていたと思いますが、現在はそれよりも試合数が多く、選手も大変です。
練習をすることよりもコンディションを整えることがメインになっているのだと思います。
その結果招いたのが、組織力の低下ということになるのではないかと個人的には思っています。
もともと私はスペインリーグではバルセロナが好きなのですが、最近のレアル・マドリードは正直あまり好きになれないんですよね。
スター選手は多いのですが、個人技頼みで美しさがないというか…。
「ファンでないのなら黙っていろ」と言われればそれまでなのですが。
ピサのセリエA昇格とフィリッポ・インザーギ
話は変わりますが、フィリッポ・インザーギが監督をする、ピサがセリエAに昇格したそうです。
ただ、この文章おかしいですよね。
クラブのジュゼッペ・コラード会長は「マンチェスター・シティからオファーが来ない限り、彼を去らせる」と残留を確約している。
こう書いてあるのですが、これだとインザーギが退団することになります。
短い記事なので正確に書いてほしいものです。
インザーギといえば、オフサイドギリギリでのプレーが有名ですが、彼は研究熱心なことでも有名です。
インザーギはDFやGKの特徴をノートにまとめているらしく、そのノートにはDFが右足と左足のどちらを最初に出すかなど各選手の癖が記されているといわれています。
門外不出らしいので誰も見たことがないそうなのですが…。
2001年から2007年くらいまでのACミランはかなり強かったですよね。
その頃の選手といえば、カカ、シェフチェンコ、マルディーニ、セードルフ、ネスタ、ピルロ、ガットゥーゾなど簡単に名前が出てきます。
実は、その選手たちの中でも「彼はいい監督になる」といわれていたのがインザーギでした。
確か、マルディーニのインタビューだったと思うのですが、彼はインザーギの研究熱心さを高く評価していました。
まあ、セリエAではまだ結果を出せていないので、「セリエBでしか通用しない監督」といわれても仕方がない部分もあると思うのですが。
ただ、研究熱心なインザーギのことなので、来シーズンはきっと結果を残してくれると思います。
シモーネ君も頑張っていることですしね…。
それにしても、黄金期を築いたACミランの選手たちが監督として結果を残していないのは意外です。
「名選手は名監督にあらず」とは言いますが、アンチェロッティ、ジダンやグアルディオラ、シャビアロンソのように名選手=名監督になっている場合も多いです。
クライフなどは「名選手のほうが名監督になりやすい」と言っていましたから。
まあ、とりあえず来シーズンのピッポ君に期待したいと思っています。