他人の弱みに付け込む手口というものは、日本も海外も変わらないのでしょう(水原通訳の違法賭博問題についての感想)

今日もお読みいただき有難うございます。

読売新聞オンラインで、ドジャーズの大谷翔平選手の元通訳であった水原氏と、違法賭博の胴元との会話が一部公開されています。

https://www.yomiuri.co.jp/sports/mlb/20240412-OYT1T50163/

「(大谷選手の所に行って)どうすればお前と連絡がとれるか聞いてみようか」

「忙しいのはわかるが、少しは誠意を示せ。今夜までに連絡してくれ」

という言葉を見て私が思ったのは「ヤミ金のそのものじゃん」ということです。

これは昨日も書きましたが…。

大谷選手のファンからは「金額が違うだろう!」と指摘されるかもしれないですが…。

私だって大谷選手を応援しています。祖母が岩手出身なもので…。

ただ、似ている…。

私はドキュメンタリー番組が好きで大学時代からよく見ていました。

大学時代消費者金融の問題などが話題になった時、電報などをお金を借りた方に送りつけて脅迫をするところが録画された番組を見たことがあります。

彼らも、お金が返せないと言っている借主に対し「誠意を見せろ」などと言っては精神的に追い込んでいました。

確か現在は、自宅に来ての取立ては出来ないと思うのですが、それでも、違法な取り立てというものがすべてなくなっているわけではないと思います。

こういった時に役に立つのが司法書士や弁護士と言った専門家ではないでしょうか?

私は司法書士試験受験生であり、実務を知りません。

ただ、借金などで困っていた方が、司法書士や弁護士が間に入ったことで、過酷な取り立てが止まったという話を聞くことがあります。

そういった意味では、専門家の力は大きいのだと思います。

それにしても、個人の弱みに付け込む輩は減らないですね。

こういった事は、大人の社会だけでなく子供の社会でもあります。

子供の頃、質の悪い同級生や上級生から「あんた言う事聞かないと嫌がらせするわよ」「どうなるかわかってんのか」などと言われて脅された経験をお持ちの方は多いと思います。

子供の頃は体力的にもそれほどではありませんし、大勢の人間に囲まれたりしたら抵抗するのはなかなか難しいですよね。

学校の教師がしっかりしている学校であれば、そういった生徒を押させるのでしょうが、残念なことに教師まで便乗して悪さをする学校もありますし…。

子供の頃よく言われたのが「困った時に助けてくれる友達を持とう」という事です。

助けてくれる友達を持つことは悪くはありません。

ただ、友達がいてもどうにもならない時があるのも事実です。

また「私たちがいないと大変だよ」などと脅される可能性もあります。

負のスパイラルです…。

病気になった時は私たちは友達に相談しません。

医者に行って診察してもらい、薬を貰ったりするはずです。

日常的なトラブルについても、誰か相談できる相手がいるのは大事な事です。

そして、その相手は正しい返答が出来る人間でなければいけないのだと思います。

現在専門家を目指し、その入り口に立つため勉強している毎日ですが、正しい知識ほど大切なことはないと実感しています。

司法書士の業務はクレサラ問題だけでなく、不動産登記、商業登記、相続業務、簡裁代理等多岐にわたります。

どの分野にどういった形で取り組んでいくかはわからないのですが、専門家として社会から信頼されるようにならなければいけないと思います。

7月7日の司法書士試験まで3カ月を切っています。

もはや土曜も日曜もゴールデンウィークもありません。

しっかりと勉強したいと思います。

今日もお読みいただき有難うございました。

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