結局はミスとの闘い

今日もお読みいただき有難うございます。

昨日の夜LECの司法書士全国公開模擬試験の第1回目の復習をしました。

「相続の所は間違えないぞ」と意気込んでいたのですが…。

やってしまった…。

相続人の把握は大丈夫なのですが、急いでやったため相続分で大幅なミスを…。

これマズいですよね。

司法書士試験に合格して、相続の相談を受けた時「相続分間違えました」なんて言ったら一気に信用がなくなります。

まあ、最近は計算ソフトもあるみたいなのでそういう事もないのかもしれませんが…。

ただ、自分で確認する必要はあると思うので、簡単なミスはしないほうが良い。

不動産登記法、商業登記法共に記述は間違える部分がほとんどなかったのですが、安易なミスを容認すると実際の試験でも間違える可能性があるため油断はできません。

試験勉強をしている時「もう少し時間があれば大丈夫」という考えだけは絶対にしないようにしています。

試験勉強でも実際の司法書士実務においても、無制限に時間が与えられるという事はありません。

絶対に「いつまでに仕上げてください」という納期があります。

仕事でなくても、飲料の自動販売機の前で「どれにしようかな」と延々と考えていたら、後ろの人に「早くしろよ」と言われますよね。

世の中全ての出来事は時間との戦いです。

小学生の頃「モモ」という本を読んだことがあります。

これは時間泥棒と戦う少女の話です。

読んだ生徒は皆「いい話だった」「時間を大事にしよう」というのですが、実際はどうでしょうか?

他人が忙しいのに無理やり話しかけて嫌がらせをしたり、迷惑をかけてマウントをとったりする人って意外に多いですよね。

学校等ではタチの悪い生徒が「あいつビビってやがる」などと言って、真面目な生徒をあざ笑ったりするのですが、本音は「忙しいのに時間を無駄にしてたまるか」という事だったりもします。

50年近く生きていて思うのは、何をするかも大事だけど、誰と付き合うかというのも大事だという事です。

そして、司法書士や弁護士に依頼する方も、「誰でもよくて依頼している」という方はほとんどいません。

「この人なら」と信頼されることが一番大事なのだと思います。

他人から信頼されなければ何を言っても無駄な事です。

昔読んだ本に「誰も見ていないという人がいるが、必ず見ている人はいるものだ」と書いてありました。

今日も時間を大事にして、勉強を頑張りたいと思います。

最後までお読みいただき有難うございました。

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