文京区湯島の司法書士行政書士の栗栖です。
26日くらいから、事務所に行っています。
当然ですが、まだ依頼はありません。ホームページも未完成ですし…。
土日くらいは自宅にいようと思い、家でアマゾンプライムを見ることにしました。
すると、「正直不動産ミネルヴァSPECIAL」という気になるタイトルが…。
ミネルヴァ不動産と言うと、鵤鵤社長に、正直不動産2ですさまじいまでのウソつき営業をしていた神木、花澤さんのいる会社です。
敵役って人気あるんですよね…。
ドラゴンボールでも、フリーザとか魔人ブウは人気投票で結構上位でしたし…。
アの3人の中で一番人気があるのは誰なのでしょうか…。
私的には…、やめておきます。いろいろと言われるので…。
話の内容としては非常に面白かったのですが、私が一番気になったのは、高齢者の本人確認についてです。
話の中で、塚田進(武田鉄矢さんが演じています)と言う老人がいるのですが、この老人は、認知症の症状があります。
認知症の症状のある高齢者と不動産売買をすると、あとで「意思能力がなかった」と言われる場合があることから、司法書士会の研修でも、高齢者の意思確認については「慎重にやるように」と言われています。
私は、司法書士業務としては遺言書作成、相続登記、遺産分割協議書作成などの相続業務を中心にやろうと思っているのですが、相続業務においても意思確認は非常に大事な要素です。
お亡くなりになられた方が高齢者の場合、仮に認知症であれば、遺言書を作成していても無効となる場合があります。
また、相続登記の際の遺産分割協議書作成においても、高齢者の意思確認を怠ってしまうと、あとになって、遺産分割無効の訴えを提起される恐れがあります。
司法書士の行う相続業務が弁護士と違うのは、弁護士の場合は特定の相続人の代理人になれるのに対して、司法書士の場合は、その仕事が相続支援業務と位置付けられており、あくまで、相続人間における相続分の帰属について、後方支援することがメインとなることです。
そのため、特定の相続人の代理人に司法書士がなることはできません。
私の場合、父親の弁護士事務所内での開業をしているのですが、仮に、相続人の一人から最初依頼を受け、あとになって相続人間でもめ事が発生した場合に「じゃあ当事務所では弁護士がいるのでお任せください」と言うわけにはいきません。
「弁護士は特定の相続人を代理できるっていったじゃないか」と指摘される方もいるかもしれません。
しかし、そんなに単純な問題ではないのです。
事務所内に弁護士がいたとしても、私の父が「じゃあこの方の代理人になりますので」と言った場合、他の相続人の方はどう思うでしょうか?
「最初からあいつの味方をするつもりだったんだろう!」「俺たちをだましたのか!」となる可能性があります。
そうなると、まとまる話もまとまらなくなり、相続をめぐる争いは長期化します。
被相続人(お亡くなりになられた方)がお亡くなりになってから、10か月がたてば相続税の納付期限を迎えます。
それらの期間が経っても、まだ解決せず、1年2年と経つことは、お亡くなりになられた方からしても、本意ではないと思います。
そして、これは司法書士が本来行うべき、相続支援業務とはかけ離れたものです。
そのため、私の事務所では、最初はもめていなかった相続人間で、もめごとが生じた場合は、遺産分割調停を受けるようにお勧めすることになると思います。
それ以上は基本的には無理です(いくつかの方法を軽く提案する程度の事はもちろんプロとして、職務規定に違反しない範囲では行います)。
やはり、司法書士と弁護士の職域の違いはわきまえたうえでしっかり仕事をすることがプロとしても心得だと私は思っています。
話を「正直不動産ミネルヴァSPECIAL」に戻しますが、このドラマでは、事なきを得ているのですが、司法書士が不動産取引に関与する場合は、高齢の方の意思確認については、慎重に慎重を期すべきだとドラマを見て感じました。
このドラマは、他にも「空き家問題」などを扱っていて、おもしろい話になっています。
もしこの記事を読んで、興味を持たれた方がいらっしゃったら、ぜひご覧になってください。
それにしても、このドラマの続編はないのでしょうか?
ミネルヴァ不動産の新人で、雪野遥香(見上愛さんが演じています)と言う女性がいるのですが、私はこの女性が結構気になっています。
高級外車の営業で実績を残していた女性なのですが、これから不動産業界でどう結果を出していくのか、ちょっと見てみたい気もします…。
私もついこの間、デビューしたばかりの新人司法書士です。
ちなみに、行政書士は、今日登録されたました(おそらく行政書士会のホームページに表示されるのは3月3日)。
新人として、ただ仕事をするのではなく、どこか突き抜けた存在になれるように頑張りたいと思います。
最後ですが、私、結構神木さん好きなんですよね…。