チャンピオンズリーグ準決勝、インテルvsバルセロナ。このカードを心待ちにしていたサッカーファンも多いのではないだろうか。
僕自身もその一人。
個人的には、インテルは「イタリアで唯一、ヨーロッパで通用するチーム」だと思っている。
インテルの“強さ”の源泉
インテルの何がすごいかと言えば、やはりフィジカルの強さと組織力だろう。
ディフェンダー陣はとにかく体が大きく、1対1の場面でも引かない。攻撃陣には、ストライカーとして確実に結果を出し続けるラウタロ・マルティネス。
中盤にはハカン・チャルハノールなど、クオリティの高いタレントが揃い、攻守において迫力がある。
ACミランのファンだった自分的には、監督がシモーネ君というのもポイントだ。
前半で2点を先取したときは、「これは一気にいくのでは?」と期待が高まった。
バルセロナの“若き希望”ヤマルの覚醒
しかし、バルセロナも黙ってはいなかった。
注目はなんといっても若干17歳のヤマルだ。今季はすでにアシストを量産しており、ピッチに立てば自然と視線を集めてしまう存在。
個人的には、今後のキャリアで得点にもこだわるようになれば、かつてのクリスティアーノ・ロナウドのような“進化”を遂げる可能性すらあると思っている。
というより、ほぼ間違いなく進化すると思っている。
この試合でも、ヤマルが得点を決めて1点を返すと、その後同点に追いつくなど、彼のポテンシャルを改めて感じさせるパフォーマンスだった。
結果は3-3…だが内容はそれ以上!
試合は最終的に3対3のドローに終わった。
確かにバルセロナにはレバンドフスキがいないというデメリットが存在した。
だが、両チームのスタイルがぶつかり合い、終始目が離せない好ゲームだったのは間違いない。
他にも、準決勝ではアーセナルとPSGの一戦もあり、こちらも非常に見応えのある内容だった。
やはりこのレベルの試合は見ごたえがある!
と、短時間のハイライト動画を見た私は感じた次第で…。
誰か私に時間とお金をください…。
ロドリゴ退団の噂に揺れる思い
そんな中で、個人的に気になっているのが、レアル・マドリードのロドリゴの去就問題だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b4eb9deec87bdb2b0d9e20dc3f3febcef4a3b6d
一時期はキレのあるプレーでチームを牽引していたが、最近はあまり姿を見かけない。
いわゆる「お久しぶりね」状態だ…。
それもそのはず。今のマドリーにはエムバペ、ヴィニシウス、ベリンガムといったスターがひしめき合っており、さらにブラヒム・ディアスやギュレルといった実力派も控えている。
正直、この中で突出した結果を出すのは、かなり厳しい。
かつてACミランが全盛期だった頃、ベンチに各国の代表エースが並んでいた時代を思い出す。
ロドリゴも間違いなく才能ある選手だと思うが、それでも「成功」と呼ばれる立ち位置に立つのは、並大抵のことではない。
それに、ロドリゴはブラジル代表の10番候補ではあるのだろうけど、正直、ネイマールと比べると物足りないんだよな…。
超一流の世界は、熾烈な競争の連続
結局、どれだけの才能があっても、それを開花させる環境とタイミングがなければ難しい。
今後ロドリゴがどういった選択をするのか注目していきたい。
ちなみに、私のチャンピョンズリーグの決勝カードの予想は、バルセロナ対アーセナルです。
アーセナルには、昔アヤックスがACミランを破って優勝したときのような勢いを感じている。
アーセナルも当時のアヤックスも非常に若いという点で共通点もある。
でも、優勝予想はバルセロナ…。
だって、クライフ時代から好きだったんだもん…。