とりあえず初投稿を済ませておきたいと思います。
今回お伝えするのは宅建の勉強法です。
ちなみに、私は2023年に合格しました。
「AFP認定者になったのになぜ宅建なの?」という方もいると思います。
私が他の方と少し異なる経験を持っていることはお伝えしていると思います。
子供の時いじめに遭ったり学校内で体罰や性被害に遭った方の中で、引きこもるなど社会と距離を置かれた方がいらっしゃるという事はよく話題になります。
そういう方をどう支援するかというのは、大事な問題です。
就職支援センターなどもあるのですが、そこに行けば自分の希望した職があるという訳でもありません。
不器用な人間に手作業をさせようとしてもさらにストレスが溜まってしまう場合もあります。
社会と距離を置かれてしまった方に私がお勧めできるのは「資格を取ること」です。
資格と言っても何でもいいという訳ではありません。社会復帰をするという事はお金を稼ぐという事です。
出来るだけ就労しやすい資格を取る必要があります。また、あまりに難しく一部の人間でしか取得できない資格や費用が掛かりすぎる資格もお勧めできません。
その中で私がお勧めできるのは簿記2級と宅建です。
簿記2級を持っていれば就職の際にかなり有利になるという事は多くの方が聞いたことがあると思います。
そして、宅建なのですが、宅地建物取引業者が、その事務所等に、「成年の専任の宅地建物取引士」を置かなければならないという義務があります。そのため、宅建を持っていれば社会復帰はかなり容易になります(100%ではないのですが)。
もちろん宅建士に向かない方もいると思います。
ただ、仕事を見つけるうえで宅建と言う資格は取っておいても損はないのではないかと私は考えています。
私の場合はそれとは違う理由で取得したのですが…。
宅建の勉強方法
次に宅建の勉強方法です。
私はFP2級の試験が2023年9月10日あったため、それまでの間は宅建の勉強をすることがほとんどできずテキストに一度目を通しただけでした。
そのため、FP2級の試験が終わった後に宅建の過去問を解いたのですが、18点くらいしか取れませんでした。
それから1カ月で何とか合格点を取得することが出来たのですが、勉強方法としては過去問中心主義です。
とにかく過去問を解きまくりました。
ただ、これだけでは合格点をこえることは出来ませんでした。
9月末に年度別の過去問を解いたのですが、ほとんどすべてにおいて1,2点不足しているという状態でした。
「さすがにこのままではまずい」と思った私はYouTubeで宅建に関する動画を探しました。
そこで見つけたのが河野玄斗さんの宅建の動画です。
私がこの動画で注目したのは河野さんが使用しているテキストです。
ご覧になっていただければわかるのですが、河野さんが使用しているテキストは「らくらく宅建塾」というものです。
宅建の本試験まではあと2週間しかありません。私は「らくらく宅建塾」のデジタル版をその日のうちに購入してよみあさりました。
すると、あと10日くらいという時になって、年度別過去問の合格点をこえるようになりました。
私が合格したのはこの「らくらく宅建塾」のおかげと言っても過言ではありません。
しかし、本試験当日までは大変でした。
試験前日は普通追い込みの勉強をするのですが、誘惑に弱い私はなぜか夜の6時から9時までの間オセロをし続けました。
さらに寝る直前になって、某予備校が出している書籍の宅建模試をいきなり解くという暴挙に出ます。
すると…全く解けず「まずい合格点に足りない」とプレッシャーを感じ始めます。
しかし、そのまま寝るわけにもいきません。
私は再度年度別過去問を解いたところ、40点ほどとることが出来ました。
河野玄斗さんもYouTubeで仰っているのですが、宅建試験は過去問で合格点をとれれば基本的には大丈夫です。
試験当日なのですが、朝起きて年度別の過去問を数年分解いたところ、合格点をこえていました。
そして試験に臨むことになります。
来年宅建試験を受ける方に私がアドバイスをすることが出来るかは非常に難しいです。
正直合格点すれすれでしたし…。
ただ、これだけは注意したほうが良いと思うのが、法改正の部分はしっかり勉強をしておくことです。
私はこの部分をしっかりやらかなったため数点損をしています。
きちんと勉強すれば合格発表までの間ヒヤヒヤすることもないと思います。
さらに、試験が終わると合格点の予想がありますが基本的には35,6点前後で考えてもいいと思います。
出来たばかりの国家試験の場合合格点が8割以上の得点が要求されることもありますが、長期にわたって行われている国家試験の場合ごく一部を除いてはほとんどが7割前後のはずです。
私などが言っていいのかわからないのですが、過去問演習を繰り返して40点ほどを見ておけば大丈夫だと思います。
あと、宅建の勉強において役に立つ動画も紹介したいと思います。
合格者に非常に評判の良いのが、棚田行政書士の不動産大学【公式チャンネル・宅建】です。
https://www.youtube.com/@fudousandaigaku
この動画はすべて無料です。
自分のわからない部分などに応じて見て行けばいいと思います。
最後に
宅建の勉強をされている方は色々な方がいます。
不動産関係の仕事をしている方、宅建の資格を就職に役立てようとされている方。他の資格の勉強をされている方など様々です。
ただ、取得して損をする資格ではありません。
世間では宅建は簡単すぎるなどと言われることもあります。
しかし簡単であっても宅建には、宅地建物取引業者が、その事務所等に、「成年の専任の宅地建物取引士」を置かなければならないという義務があります。
その優位性を生かそうとすることを私は否定する気はありません。
宅建の資格だけでバラ色の未来は待っていません。
ただ、この記事が少しでも皆さんのお役に立てばと思います。