台湾地震について思う事

高校生の時、叔母が台湾のTシャツを兄と私にプレゼントしてくれました。

私はそのシャツを気に入りバレーボールの練習をするときによく着ていました。

当時は「台湾」をまったく知らず、「中国なのかな」と思っていました。

大学生になり、地元が嫌で京都の私立大学に進学しました。

その頃、台湾の李登輝総統の書いた「台湾の主張」という本が話題になりました。

李登輝氏が京都大学出身と言う事もあり、当時はその本をよく読んでいました。

ちなみに、同時期によく読んでいたのが、京都大学教授の佐伯啓思氏の本です。

その頃から台湾という国は、私にとって身近な国になりました。

東日本大震災があった時、日本にお金を出してくれたのは、台湾とアメリカでした。

私の母方の祖父母は東北出身です。

私にとって東北、特に岩手県と福島県は非常に大きい存在で、東日本大震災の映像を見るたびに心がえぐられるような気持になりました。

ちなみに、曾祖父の出身の愛媛県も私は大好きです。

話を戻します。

今日、台湾に震度6の地震がありました。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20240403-OYT1T50069/

建物が倒壊している写真を見ると、非常に心が痛みます。

今年は能登半島地震もあり、大きな地震が続いているという印象です。

私は、一度関東の私立大学に入学しているのですが、その少し前に阪神大震災が起きました。

テレビで高速道路が崩壊している現場や火災が発生して燃え広がる現場の様子を見てショックを受けました。

京都の私立大学に入学した時も、その時の恐怖が消えておらず、賃貸マンションを探すときは「鉄筋の建物にしてください」と不動産屋にお願いしていました。

現在空き家問題が話題になっています。

空き家問題と言うとピンとこない方もいるのですが、災害拓也治安対策の面においても非常に重要な問題です。

長い間空き家が放置され、適切な管理がなされていないと、地震などで建物が倒壊する危険があります。

火災の際に延焼が拡大する原因にもなります。

また、空き家に変な人間が出入りするようになれば、治安の問題も生じてきます。

不動産と適切に管理することは街づくりや治安対策の面からも重要と言えることです。

こういった問題に司法書士がどれだけ関わっていけるかは、受験生の私にはよくわかりません。

ただ、そういう側面に目を向けることは悪くないと思います。

問題解決と言うと、スポットの点にのみ注意が行きがちですが、全体像を見渡して行動することも非常に有益な事です。

私は自分自身の問題で裁判をやり勝訴しましたが、その時も「どうやったら自分の意図した解決に近づくことができるのか」と言う事に知恵を絞りました。

知恵は使うためにあるのだと思います。

それにしても、こういう時に東日本大震災の時の事を思い出して「台湾に支援を」と呼びかける人が多いというのは非常に素晴らしいことだと思います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3621a97cd314e6cd7f4957ad97b236352b6ef67

日本は少子化問題など様々な問題を抱えていますが、こういった部分はいまだに失われていない日本人の美徳だと思います。

以前も書きましたが、私は世間には無数の善意の声があると思っています。

そういった善意の声にこたえるためにも勉強を頑張りたいと思います。

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