正しい知識を学び、正しく知識を使うことの大切さ

とうとう4月7日になりました。

司法書士試験があるのが7月7日なのでちょうど3か月になったわけです。

最近少し疲れ気味であったものの少しずつペースを戻しつつあります。

ホームページの運営などが忙しかった昨年とは少し違う感じです。

昨年はFP3級なども受験していましたしね…。

今日は野球拳の話をしたいと思います。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240407-OYT1T50000/

野球拳というといかがわしい目で見る方が多いです。

「服を脱ぐの?」と聞いてくる方もいます。

実は、本当の野球拳は服を脱ぎません。

野球拳発祥の地は愛媛県の松山市と言われています。

もともと、大正時代に伊予鉄の野球部の応援で用いられたのがきっかけだそうです。

それがどういう伝わり方をしたのかいつの間にか変なイメージを持つ人が増えてしまいました。

「何でそんなことを知っているの?」という方のために言っておきたいのですが、私の曽祖父は愛媛県松山市出身です。

江戸時代は伊予松山藩の舟奉行所で働いていたと言われています。

ただ、あまり大した人間ではありませんが…。

明治時代の初めは現在の松山市の三津浜というところに住んでいたのですが、仕事がなくなったため、大阪に行き、最終的には青森で警察官をしていました。

友太郎というのが私の曽祖父なのですが、上を見ると「愛媛県和気郡桂町」とあります。

これが現在の三津浜辺りと言われています。

ちなみに、友太郎の父である彦四郎はこの時、青森に来ておらず、最後まで三津浜にいたそうです。

話を戻します。

野球拳に限らず、正確な知識を持っていないために間違って物事を覚えているという事は非常に多いです。

野球拳の知識ならまだ許されるのかもしれないですが、これが専門家としての知識の場合はそうもいきません。

弁護士でも、司法書士でも、税理士や医師であっても、依頼に来る人は「この人なら正しい知識を持っているはずだ」という前提できます。

それにもかかわらず不正確な知識で対応すれば「なんだこの人専門家なのに何も知らないじゃないか」と思われてしまいます。

それだけなら自分の責任で済むのですが、場合によってはその職業全体の信頼問題に繋がることもあります。

そう考えると正確な知識を持つことの大切さはいくら強調してもしすぎることがないと思います。

そして、これは司法書士試験の勉強でも当てはまると思います。

択一試験、記述式試験と別れてはいますが、司法書士試験で問われているのは全て基本的な知識です。

基本的な知識が不正確であれば点数は伸びませんし、基本的な知識が正確であれば消去法などで正解を導き出すことが出来ます。

記述式でも問題文を丁寧に読まないとあとで大失敗につながることもあります。

そういう意味では注意深さも問われているのだと思います。

司法書士試験の勉強というものは単調なものが多いので、マンネリ化してくる場合もあります。

ただ、基本的知識をおろそかにすると将来自分が独立して事務所を構えた時に、マイナスとなって帰ってくる可能性があります。

それだけは防がなくてはいけません。

特に東京などの大都市は激戦区で大変ですし…。

多くの人に信頼される専門家になるためにも、しっかりとした知識を身につけなければいけないのだと自戒しています。

あと3か月ですが、知識の正確性を上げて、しっかりとやり切りたいと思います。

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