本日もお読みいただき有難うございます。
今年の司法書士試験まであと1か月半を切っています。
私は過去問などを解くと、何時解いたかを書いておくのですが、昨日5月18日と書いた時「もうこんな時期になっていたんだ」とビックリしました。
あと2か月と思っていたらとんでもないですね。
光陰矢の如しとはよく言ったものです。
私はこのブログで司法書士試験の勉強の様子を書いています。
出来るだけ正直に書いていますが、世の中にはそうでない方もいます。
言葉では厳しいことを言うのに、態度を見ていると「この人信用できるの?」と思う場合があると思います。
私もそういった人間を見ることが多々あります。
私が囲碁を子供の頃に習っていたのですが、韓国の囲碁棋士に曺薫鉉(チョ・フニョン)さんという方がいます。
この方は、わずか16歳で世界戦優勝し、当時世界最強と言われた李昌鎬(イ・チャンホ)の師匠です。
ちなみに、この李昌鎬さんは同じ年です…。
曺薫鉉さんの著書を以前読んだ時「人間は言葉だけではわからないので、行動をしっかりと見なければならない」と書いてありました。
子供の頃、私は比較的裕福な家庭に育ちました。
それを見て「お金があれば私も勉強できるようになるはず」などと言って、私を一方的に非難してきた人間がいます。
ただ、それは本当でしょうか?
公立の中学では、科目ごとにドリルが配られます。
もし塾に行く時間がないのであれば、ドリルを使って勉強をすればいいはずです。
一体何回そのドリルをしたのでしょうか?
わからないところがあれば、教師に質問しに職員室に足を運んだのでしょうか?
公立中学の過去問を中学3年になった時に購入して、わからないところを教師に質問することもできたはずです。
過去問が出来るようになればほとんどの学校には合格します。
少なくても、他人に何か伝わるはずです。
おそらく、曺薫鉉さんの「行動をしっかりと見なければいけない」という言葉は、こういった事を指しているのだと思います。
真面目なことを言ったからといて、真面目とは限りません。
真面目なことを口にしているだけの人間かもしれません。
結婚詐欺師は常に愛を語ります。
そして、相手からお金をだまし取ります。
常に他人を疑うのは困りものですが、相手の行動をしっかりと見る癖は身につけておく必要があります。
ネット社会においては、都合のいい言葉を皆が並べ都合のいいことを言う事が可能です。
曺薫鉉さんの言葉は、ネット社会により当てはまるのではないでしょうか?
とは言え、私自身まだ司法書士試験に合格していません。
場合によっては「一番信用できないのはお前だよ」と言われる可能性もある訳です。
世間ではお金が大事と言われますが、信用はそれ以上に大事です。
いくらお金があっても信用がなければ何もできません。
そして、信用は何もしなくても得られるものでもありません。
努力したその先にこそ信用があると思います。
ちなみに、短期間の間では口先だけで他人に信用されることがあります。
しかし、50年近く生きてきて分かることは、「口先だけで人生を生き抜くことは出来ない」という事です。
子供のころから、他人に対し偉そうなことを言わず、黙々と頑張ってきた人たちがいます。
そういう人の多くは、社会に出てそれなりの活躍をしています。
一番格好いいのは、口先で偉そうなことを言った人間ではなく、行動で実力を示した彼らだと私は思っています。
現在、私はまだ世間から十分な信用を得られていません。
世間から信用されるようになるためにも、やるべきことをしっかりやらなければいけません。
今日も過去問をしっかりと勉強したいと思います。
最後までお読みいただき有難うございました。