今年の司法書士試験記述式試験の合格発表まであと1か月となりました。
私は、合格を確信(祈っているだけ?)しているので、現在は会計やパソコンスキルの勉強をしています。
ただ、まったく司法書士の勉強をしていないわけではないですよ…。
家族信託や成年後見などの制度については、実務でも使うと思うのでしっかりと勉強しています。
Udemyはエクセルなどのパソコンスキルを向上させるために最初使っていたのですが、最近は財務諸表分析などの勉強にも使っています。
司法書士になった後の、自分の具体像についてですが、私は「社会における問題解決の一端を担っていくこと」を目標にしています。
単に相続や不動産登記、商業登記をすることも悪くないと思います。
ただ、今の日本は高齢化が進んでいることに伴い、様々な社会問題が存在しています。
親が子供に財産を残す場合、遺言をして相続について事前に定めておけば、必要のない争いを避けることができます。
また、家族信託を用いれば、受益者が死亡した場合の、第二受益者についても定めておくことで、通常の相続制度以上に、柔軟な対応をすることができます。
中小企業では、後継ぎ問題が発生していますが、事業承継を活用することで、その問題の解決を図ることも可能です。
こういったすべての問題を司法書士が単独で解決することは不可能です。
ただ、弁護士や税理士といった他士業と協力することで、こういった問題解決の役に立つことができると思います。
そのためには、単に司法書士としての業務のスキルだけでなく、会計などの知識もなければいけません。
そう思って、現在Udemyの講座を受講しています。
また、私は来年には社労士の資格を取得する予定でいます。
社労士資格があれば、セクハラやパワハラといった現在世間をにぎわせている問題についてもアプローチをしていくことができるようになります。
本来、もっと詳細に踏み込んで「こういった風にアプローチしたい」「家族信託はこういう風に利用してください」と言いたいのですが、まだ資格を取得していない段階なのであくまで概要を述べる程度にしています。
自分の未来は自分で切り開かなければいけません。
誰かの権威に頼った状態で、「私の言うことを聞きなさいよ」などと言っていても、「あいつは虎の威を借る狐」と揶揄されることになります。
しっかりと自分の足で立って、残りの人生を歩んでいくためにも、毎日の勉強を大事にしたいと思います。