就職活動は難しいですね。
司法書士の世界では「売り手市場」「就職に困ることはない」と言われていたので、「筆記試験に合格したらすぐ就職が決まるだろう」と思っていたのですが、色々難しいです。
エージェントに登録してはいるものの、担当が変わったりと様々点において困難に直面しています。
ある程度は予想していたとはいえ、やはり難しいですね。
特に私の場合、今年で49歳という年齢、性被害の件で実名写真付きで記事が出ているため、いろいろ困ったチャン状態になっている感じもあります。
色々感じる方もいると思います。
「本人訴訟の件については言わないほうがいい」というのもその一つです。
でも、今はネット社会なので、検索をかけると名前が出てくるんですよね。
しかも秋山さんのあの記事は、賞も受賞していますし…。
「我こそは男性の被害者である」という気は毛頭ないです。
試験勉強をしているときは、「サイトを閉鎖したほうが将来的にいいのかも」と感じたこともありました。
ただ、「時折サイトを見ています」「参考にさせていただいています」という方もいるんですよね。
私が自分の件で調べたとき、男性の性被害のケースは、3,4人程度しか記事で見つけることができませんでした。
一人は兵庫県の方、もう一人は群馬か栃木の方だと思います。
あとは、教会で被害に遭われた方でしょうか?
その程度しか被害者はいませんでした。
しかも被害内容は人それぞれで私のように同性愛者の加害者から被害に遭ったケースは1件もなかったんですね。
その時、非常に悩んだのが「どうやったら被害の重大さに気が付いてもらえるのか」ということでした。
同じような男性の被害者がいなかったことから、当時の私は、同じような被害に遭った女性のケースを示すことで、「同じくらいひどい目に遭ったんですよ」と主張しました。
千葉県教育委員会、松戸市教育委員会に送付した書面があるのですが、そこに例として挙げたのは、ほとんどすべてが女性の被害者の件でした。
私のサイトは大したサイトではないのですが、私のような記事が公になっていれば、少なくとも同じ被害に遭っている方は「こういう人もいるじゃないですか」と言えるわけです。
そう考えると「サイトは合格後もそのままにしよう」と判断せざるを得ませんでした。
そして、その考えは今でも変わっていません。
まあ、それ以外の志望動機などの面についても「十分な記載をしていない」という点もあると思います。
性被害の記事が出ているからすべて拒否されたというわけでもないと思います。
実際、面接をしてくれるという事務所も数件ありますから…。
まあ、あまり就職を焦っても仕方がないですよね。
成績がよかったので「すぐに就職を決めてやる」と力み過ぎたのかもしれません。
アルバイトはできる状態なので、少しアルバイトで食いつなぐということも大切なことなのかもしれません。
やはり、自分の人生は自分で切り開く必要があるのだと思います。
しっかりと考えたうえで、戦略を構築していきたいです。