本日、令和6年度司法書士試験の最終合格者の発表があり、なんとか合格することができました。
口述試験は「落ちる人がいない」と言われているのですが、「伝説の不合格者になったらどうしよう」というほんのわずかな不安があり、少し落ち着かない日々を過ごしていました。
これで晴れて司法書士有資格者と言えます。
一安心ですね。
司法書士試験に合格したこともあるので、一応私の個人的な件についてここでお伝えしたいと思います。
私は中学時代担任で部活の顧問から性被害に遭いました。これは記事にもなっています。
ちなみに、この件については2022年に加害教諭相手に訴訟を起こし、事実関係を認めさせることに成功しています。
試験に合格するまでは、自分のこういった過去の問題について「あまり言わないほうがいいのかも」と思っていました。
なぜかというと、ネットで私の名前を検索すると私の記事が出てきます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c3f08455a7e1c422c7390bdcf7a09d41a362ebe
最近の若い方はこういったことをあまり気にしませんが、年配の方の中には「面倒な奴」という方もいます。
まだ就職先も決まっていない状態なので、おとなしくしていたほうがいいのではと考えていました。
ただ、「その必要はないのかな」と思いつつあります。
実は、一度面接に伺った事務所があるのですが、その事務所の方に、「それだけ苦労したのだから、きっとその苦労が役に立つと思いますよ」と言われました。
世間の方は意外にやさしい方が多いのだと思います。
ネット上で記事が出ているのは事実ですが、私が気にし過ぎた部分もあると思います。
司法書士試験の筆記試験に合格したときツイッターの閲覧者数がかなり増えました。
そのことで「あまり面倒なことは言わないほうがいい」と感じ、何かあった時も何も言わずに黙ってきました。
確かに、何か問題があるごとに口を出しあれこれ言ったりするのはあまり好ましくないです。
「ただ文句を言いたいだけの人」と思われる可能性もあります。
しかし、本来いう必要のあることに対してまで、何も言えなくなってしまうというのは何か違うような気がします。
当然ですが、このブログにおいて常軌を逸した発言をする気は全くありません。
司法書士として社会から信頼を損ねることをしてしまうのは、他の方にも迷惑になります。
私はどちらかと言えばはっきりものをいうタイプです。左寄りというよりは真ん中より少し右寄りだと思います。
どういったらいいのかわからないのですが、私自身の体験や専門家としての立場から世間の役に立つことであれば、これからはこのブログに積極的に書いていこうと思います。
もちろん、性被害の記事ばかり書く気はありません。
どちらかと言えば、司法書士の業務に関する記述のほうが多くなると思います。
ただ、今まで自分が興味を持ってきた子供に対するいじめや虐待といったことについては、これからも興味を持ち続けていきたいと願うだけです。
現在このブログを見る方はあまりいないと思いますが、もしご覧になる方がいる場合はご理解いただけると幸いです。