現在司法書士の新人研修の最中です。
その中で感じたことを書いていきたいと思います
まず、不動産登記については、基本的なところはわかっていると実感しました。
新人と言っても今まで何もしていないわけではありません。
公図や市町村の道路マップを見て私道の確認をしたり、登記簿を見たりしていろいろと勉強してきました。
一番役に立ったのは宅建の実務講習ですかね。
よく資格を取得される方がいるのですが、取得するだけでは全く意味がないです。
取得した後に登録をすると、その所属している会の研修を受けることができるわけです。
行政書士でしたら行政書士会の研修がありますし、宅建では合格後の実務講習があります。
私はAFPでもあり登録をしているのですが、登録しているおかげで、毎月雑誌が届きますし、実務のための講習も受けられます。
肩書に資格の名前を書くのは悪くないのですが、実際は登録しているか否かでは大違いだと思います。
そういった意味では司法書士登録を早くしたいんですけどね…。
商業登記は試験後あまり勉強していなかったのですが、基本は大丈夫だと思っています。
おそらく私などが受ける商業登記はスモールビジネス対象なのでそれほど大掛かりなものはないと思うのですが、ただ、知識が抜けるといけないのでしっかりと勉強したいと思っています。
成年後見業務については、この間成年後見リーガルサポートの講演で、未成年後見業務の話を伺いました。
私の祖父母は東北出身です。
東日本大震災では両親を亡くした子供もかなりいました。
今すぐには無理だと思うのですが、将来的には未成年後見業務もやってみたい部分ではあります。
渉外登記については「意外に面白い」と感じています。
語学力は2か月の勉強でTOEICが755点程度しか取れないのでそれほど誇れないのですが、「楽しそうだな」と思います。
ポケトークなどができグーグル翻訳の精度がかなり上がってからは語学学習はあまりしていないのですが、再開したほうがいいのでしょうかね?
債務整理や裁判業務については、裁判は一度体験しているので雰囲気はわかります。
要件事実もある程度マスターしています。
ただ、訴訟となると弁護士の領域ですからあまり関与することはないかもしれません。
やるとしても少額裁判でしょうか?
債務整理については、今はおそらく弁護士がメインだと思うので、それほどないのかな?と感じています。
やはり、自分が独立するにあたっては不動産登記が一番大事だと思っています。
ここで収益をあげられれば事務所が継続します。
そうすれば事務所の方針も色々考えていけるようになります。
新人研修会の話を聞いて思ったのは、「この人から情報を得たい」という人を見つけることの大切さでしょうか?
講師の方はみな素晴らしいのですが、実務に対しての考え方は人それぞれです。
最初聞いていた話と「???」という人もありますしね…。
幸い私が今までお会いした方は皆さん良い方でしたが…。
就職するか独立するかはまだわからないです。
ただ、自分でしっかりと勉強しようとすることは大事だと思います。
そうでないと流されてしまいますから。
誰に何と言われようと、いい仕事ができるように、しっかりと勉強したいと思います。