今年の司法書士試験は勉強時間をかなりとれていると思う。
昨年はホームページを作成したりと勉強以外の時間が多すぎて最後にアップアップになってしまった。
やはりタイムマネジメントは大事なのだろう。
子供の頃は時間の大切さを認識することがあまりない。
というより、こちらが時間を大事にしようと思っても、同級生の中にタチの悪い人間がいて邪魔をされることの方が多い。
人それぞれとは思うのだが「私もそういう経験ある」という方はいらっしゃるのではないか?
こちらが「忙しいから」と言っても「少しくらいいいじゃん」「栗栖くんならちょっとくらい遊んでも大丈夫じゃないの」などと言っては妨害をしてくる。
耐えかねて「話しかけるな」と怒ると、小学校にいる間近くで騒いで授業をうけさせないようにする、母親が「お前何でうちの娘を相手にしないんだ」などと言って怒鳴り込んでくるなど本当に迷惑した。
もともとチンピラと仲が良く素行の悪い奴で嫌いだったのに、そのチンピラが転校した時に「周囲からいじめられそうだから相手にして」と言われ、少しだけ相手にしただけなのに…。
同級生やそのお母さんたちの中には、「ちょっと栗栖くん迷惑しているじゃないの」と言ってくれる人もいたのだが…。
住んでいた地区が荒れている地区で、松戸市内でも治安の悪い部類に入る場所だったと言う事もあると思う。
同じ松戸市内でもJR沿線の地区で同じような話を聞いたことはあまりない。
人には人それぞれの事情がある。
中学のバレー部の同級生の中には、親が資産家の家もいたし、家計を助けるために朝早く起きて新聞配達をしている同級生もいた。
ただ、彼らは「他人の人生に口を出さない」と言う事はしっかりしていた。
大半の人はそうだろう。
でも、一部異なる感覚の人間もいる。
自分の家の事情を他人に押し付けて暴れたり、こちらが自分の言いなりにならないとマンションの中に無断で入ってきて自宅の前に居座り、何十分ものあいだ窓の外で「出て来いよ」と喚くような連中だ。
子供の頃を思い出すと「よくあんな環境で育つことができたな」とつくづく思う。
そして、失われた時間がどれだけ多かったのか愕然する。
大人になっても無駄な付き合いで時間を浪費することはある。
ただ、子供と大人の違いは、飲み会などであれば断ることもできるし、自宅にまで押しかけられるという事はほとんどないと言う事だ。
そういう意味では時間管理がしやすいのかもしれない。
でも、意識しないと時間はどんどん失われていく。
今年自分は49歳になる。
時間を無駄にしていられるような年齢ではない。
何のために試験勉強をしているのか考えないといけない。
時間を大切にして今日も頑張っていきたい。