4月8日です。
司法書士試験が7月7日なので、3カ月を切りました。
なんども書いていますが、昨年よりは勉強に集中できています。答練もそれなりの手ごたえです。
ただ、油断してはいけない…。
みんなここから追い上げてくるので追い抜かされないようにするのが大事です。
この時期になると高校時代の事を思い出すことがよくあります。
私は千葉県の船橋市にある県立高校に入学しました。
正直入学したい学校でもなく、ただ、中学時代の担任の教師に「ここを受験しろ」と言われて受けただけの高校でした。
もともと、中学時代のトラウマで「学校嫌い」になっていたので、正直どこの高校に行きたいという願望もなかったです。
中学時代バレー部に所属していた私は、その流れで男子バレー部に入部することになります。
まず最初に驚いたのが、ほとんどの人が180センチ以上あった事です。
私が入部した時、伸長が一番低いのが170センチの私だったと記憶しています。
そして…、それ以上に驚かされたのが顧問の存在です。
最初見た時は「なんだこの人!ヤ〇ザそのものじゃないか!」と思いました。
わかりやすく言うと、「タッチ」の柏葉英二郎そっくりと言った感じでした。
せっかくこの世の地獄だった中学を卒業して、高校に入学したのに…。
「絶望の後にはさらなる絶望が待っていた」というのが正直な気持ちです。
私が高校に入学したのは1991年の4月ですが、当時のバレー部の指導者の中には、他校の生徒の前でも日常的に暴力をふるう指導者がかなりの数いました。
私が中学時代見た一番恐ろしい指導者は、パイプ椅子で生徒の頭をどついていました。しかも女性教諭…。
顧問の姿を見た時は「絶対に殴られる」「1カ月以内に退部する」と思いました。
ただ…、結局中学時代の後遺症で男子バレー部は退部するのですが、その時までの間、彼とは良好な関係を築くことが出来ました。
彼は見た目とちがい、生徒を殴ったりすることがありませんでした。
私に対しても「俺はお前を殴らない」と言い、暴言も暴力も一切ありませんでした。
しかも彼は、元全日本代表候補という肩書の人物で、バレーボールの専門知識が非常に豊富でした。その上、練習時間も一日2時間程度と決めてそれ以上することはありませんでした。
現在の子供たちの状況を見ても、かなりのホワイト部活だったと思います。
当時の事を詳細に言うことは出来ませんが、私は高校時代体罰をうけなかったため「体罰はスポーツに不要」と考えるようになりました。
誰に出会うかはその人の人生を変えます。
タチの悪い人間に付きまとわれて、貴重な時間を無駄にする人もいます。
そういった事を考えると、高校時代の彼との出会いは悪くなかったのかなと思います。
司法書士試験に合格すれば、また新たな出会いが待っていると思います。
今度出会う人がいい人なのかそうでないのかわかりませんが、自分が「いい出会いだった」と思えるような出会いをしたいものです。
今日もしっかりと勉強を頑張りたいと思います。