今日は午前の部の4問目から6問目までについて、司法書士試験当日私がどうやって問題を解いたのかということを説明していきたいと思います。
4問目
4問目は未成年者に関する問題です。
問題文にバツが付いているのはケアレスミス防止のためです。
また、注意を喚起するために「未成年者」に〇をつけています。
アとイについては、勉強している方にとっては問題ないですよね。
両方とも正しいと判断してまるをつけています。
実はこの時点で正解の肢は4か5になります。ウは間違っていることが確定するわけです。
そして、エとオの肢を検討します。
エも過去問に出ている肢なので問題ないですよね。これは正しい肢です。
オの肢を見ると、「家庭裁判所の許可を得ることなく」とあります。
ここが間違っていますよね。
まあ、ここがわからなくても5が正解なのは明らかです。
念のためにウの肢をみると、「負担付贈与」は法定代理人の同意なくできませんよね。
こうしてみると5の肢が確実な正解だということがわかると思います。
この問題は正答率が高かったのではないかと思います。
5問目
5問目は条件に関する問題です。
問題が「正しいもの」について聞く問題なので、問題文の上に「正しい」と書いてありますよね。
これを真似する必要はないのですが、ケアレスミス防止のための方法は、受験生各個人がしっかりと考えておくべきだと思います。
この問題はかなり簡単だったと思います。
試験から3か月たった今でも、即答えを出せます。
アからオの肢で、不安に思う肢は一つもないですよね。
正解がはっきりとわかっていたので、第5問のところに〇が付いています。
ということは、4問目は少し不安だったのでしょうか?〇がないですからね…。
まあ、4問目も消去法で答えが出せるので、それほどの難易度ではないです。
司法書士試験の択一ではすべての肢の答えがわからないときがあります。
そういったときは、消去法で何とかなります。
私は、肢別本をお勧めしていません。
なぜなら、肢別本では消去法の練習ができないからです。
また、似たような肢も一つの肢とされてしまい、繰り返し問題を解くことで記憶に定着させるということができないからです。
択一の過去問集を使うときは、本試験の問題と同じ形式のものを使うことをお勧めします。
6問目
これは消去法を用いるまでもないですね。
すべての肢が簡単です。
迷わず5の肢を正解に選びました。
自信があったので第6問には〇が付いていますよね。
この問題を説明することは必要ないでしょう。