スリルのある人生は現実的ではないという話 

J1昇格プレーオフが行われたようです。

どうも私が勘違いしていたようで…。

ジェフユナイテッド千葉がプレーオフ進出という話を聞いたときは、「J1のチームとプレーオフをやるんだろうな」と思っていたのですが、J2の3位から6位までのチームでプレーオフをするみたいです。

じゃあ、これを勝ち抜いたらJ1に昇格なんですかね…。

すいません、あまりよくわかっていないもので…。

このプレーオフ、どうなるか興味あったのですが、見るのを忘れていました。

そして、ネットニュースを見たら、ジェフユナイテッド千葉が大逆転勝利だったみたいです。

大宮アルディージャに3点リードされていたのをひっくり返して4対3で勝利!

私はジェフのファンではないのですが、すごいと思います。

特に、17歳の姫野選手が、デビュー戦で初ゴール!

いやあ、まだ17歳です。高校2年生ですか…。

どこかのアニメに「見た目は子供頭脳は大人」とありましたが、「見た目は子供、プレーは大人」ですね…。

まあ、17歳は子供というほどではないですか…。

こういう大逆転劇は、興奮しますよね。

大宮の選手は、ショックだったと思います。

ジェフと次の試合で対戦するのは、徳島ヴォルティスだそうです。

徳島ヴォルティスといえば、四国で唯一J1経験のあるクラブです。

スポンサーは、大塚製薬ですね。

「なんで大塚製薬」と思う方もいると思いますが、大塚製薬はもともとは徳島の会社です。

大塚国際美術館という非常に有名な美術館が徳島にはあるんです。

やはり、ジャパネットがスポンサーの長崎もそうですが、資金力のあるスポンサーがいると強いんでしょうね。

そういえば…。

かつて、3点リードして、その後追いつかれて負けた試合があったような…。

探してみたらありました、これね…。

当時は、「リバプールなんて格下」と思っていましたが、今は全く逆の立場になってしまいました。

ショックだったな…。勝ったと思ってぶっちゃけ寝てたし…。

新聞見てびっくりした…。

3点リードしていて試合に負けるというのは、天国と地獄を一気に味わう感じですね。

スポーツの試合ならそのうち精神的に回復するでしょうが、お金が絡むとそうもいきません。

最近はやりのNISAで言えば、最近日本株が好調と聞いて買ってみたら、いきなり大暴落と言った感じです。

リーマンショックのような大暴落の時期だと、持っていた資産が半分以下になるときもあります。

お金は大事です。

お金がないと物も買えませんし、旅行にも行けません。

子供の学費も払えない…。

資産形成は一気にやろうとすると落とし穴が待っているということです。

じゃあどうするかというと、ドルコスト平均法というものがあります。

これは、毎月1日に3万円積み立てるといった感じで、コツコツと資金を積み立てるやり方です。

このやり方をすると、株価が高騰しているときは、いわゆる高値掴みになるのですが、暴落したときは安値で買うことになります。

だから、結果として、それほど損をしなくて済むわけです。

一番理想なのは、「最も安い時に買うこと」なのですが、それはほとんどの人ができません。

となると、次善の策で一番いいものを選んでやる必要があります。

それがドルコスト平均法です。

「でも、株価が戻らないと困るんだけど」という人もいます。

確かにそうです。

企業の不祥事や、企業経営が間違っていたため、上場廃止になる企業も時折あります。

そういった株式を購入した場合はドルコスト平均法でもどうにもなりません。

ただ、NISAには、積立て枠というものがあります。

この積立て枠は、S&Pや日経平均のような指数に連動している投資信託などを毎月一定の金額積み立てるものです。

S&Pなどのチャートを見てみると、1年2年のスパンではわかりませんが、長期のスパンで見ると、成長していることがわかります。

この10年間と同じ成長率が維持されるかは不明ですが、これから10年の間も、成長するのではないかと予測することはできますよね。

経験則に基づく判断です。

10年後の予測をここですることはできませんが、こういった指数に連動している投資信託をNISAを利用して積立てるのは将来に有益だと思います。

「なんで司法書士がこんなことを勧めるんだ」という方もいるでしょう。

私、FPの資格も持っているんですよ。しかも登録しています。

だから、資産形成のアドバイスをすることもできるんです。

ただ、個別株の推奨などはできません。

司法書士にできることとできないことがあるのと同じで、FPにもできることとできないことがあります。

だから、私は「S&Pの積立てを絶対にしろ」とは言いません。

あくまで、そういったシステムがあるよというだけです。

前の記事でも書きましたが、インフレが進むと物価が高くなるため、現金の価値は減ります。

でも、皆が株式の話をしているときに、株を買う気にはなれませんよね。

だから、ドルコスト平均法のような考えが必要になるのだと思います。

当然ですが、「お金をためておく」というのも大事ですよね。

ウォーレン・バフェットも、現在現金保持率を高めているといいますし。

バブル期のように「株は買えば必ず上がる」などといった安易な発想はやめたほうがいいですよね。

お金の問題は「安全第一」だと思います。

一番大事なのは、自分で資産形成について勉強することでしょうね。

最終的には自己責任ですから。

余談ですが、資産を増やすことも大事ですが、必要以上に税金を払わないことも大事です。

相続の際の法定控除枠もそうですが、相続税が控除される制度は、日本にはいくつもあります。

そういった制度をもっと知ってもらうのも大事です。

何度も言いますが、私は税理士ではないので、具体的な計算はできません。

でも、制度があることを知っているだけで、いろいろと役に立つこともあると思います。

最近の日本は「おこめ券」の話にしても、お金にまつわる話が多いです。

こういった話を避けて通るのは難しくなってきています。

改めてまた書きたいと思います。

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