カスハラと言う言葉が世間を賑わせていますよね。
普通に、仕事に対してクレームをつけるくらいなら、カスハラとは言わないと思います。
私もお店の人の接客態度を見ていて「ちょっとな」と思う時はありますし…。
ただ、言いませんけどね…。
政府広報オンラインによると、カスタマーハラスメントとは、「顧客等からの暴行、脅迫、ひどい暴言、不当な要求等の著しい迷惑行為客等からの暴行、脅迫、ひどい暴言、不当な要求等の著しい迷惑行為」を言うそうです。
「著しい」と言うのがポイントです。
そして、カスタマーハラスメントの例として、以下のようなものがあげられています。
https://www.gov-online.go.jp/article/202510/entry-9370.html(詳しくはこちらを参照してください)
① 顧客等の要求の内容が妥当性を欠く場合
- 企業等の提供する商品・サービスに瑕疵・過失が認められない場合
- 要求内容が、企業等の提供する商品・サービスとは関係がない場合
② 要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当な言動
<要求内容の妥当性にかかわらず不相当とされる可能性が高いもの>
- 身体的・物理的な攻撃(暴行・傷害)
- 精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)
- 威圧的な言動
- 継続的な、執拗な言動
- 拘束的な言動(不退去、居座り、監禁)
- 差別的な言動
- 性的な言動
- 従業員個人への攻撃・要求
- 土下座の要求
<要求内容の妥当性に照らし不相当とされる場合があるもの>
- 商品交換の要求
- 金銭補償の要求
- 謝罪の要求
まあ、見てみると「さもありなん」って感じでしょうか。
昔の時代を思い出してみると「これあるじゃん」と言うものが結構ありますよね。
厳しい時代になったものです。
私が今まで出会ったお客様はほとんどの方が温厚で親切な方ばかりでした。
だから、これがカスハラと言うようなものはほとんどなかったと記憶しています。
なぜカスハラがいけないかと言うと、おそらくいった本人にはわからないのでしょうが、言われた側はそのことが気になってその日一日中、もしくは、その後もしばらく他のことが手につかなくなったりするんですよね。
そして、ひどい場合には精神疾患に…。
自分がミスをして叱られるのはわかります。また、仕事上、「こういうことがあっては困る」と言うことについて、多少強めに叱責させるのもわかります。
だから、ハラスメントとそうでないものの線引きをするのも大切なことです。
ただ、全く無関係なことで、暴れたりするのは論外でしょうね。
なぜ、その人のせいで、貴重な時間が奪われないといけないのか正直よくわからないです。
「時は金なり」です。
実は、この間、市区町村の役場で働いていた方とお話をしました。
すると、最近は話題になりませんが、クマのことでクレームをつけてくる人がいるのだそうです。
その方に言わせると「本当に心が折れます」と言うことでした。
そりゃあそうでしょうね。
自分たちは生命の危険にさらされているのに「クマを殺すな」と言って、延々と電話をかけてくるのだそうです。
たまらないと思います。
そのほかにもいろいろな話を聞きましたが、皆さん大変そうでした。
司法書士とハラスメントはあまり関係がないのですが、私はこういう問題に興味を持っています。
相続業務は大事な仕事ですが、職場の環境をよくするために働いている方を見ると、「いいな」と思ったりもします。
労働環境が良くなれば、それだけ、働いている方の人生も充実します。
就職活動をしている大学生も「この会社に入りたい」と思って応募することでしょう。
未来を創るということに憧れがあるんですよね。
まあ、司法書士の仕事の中にも、そういったことはあると思いますが…。
何度か書いていると思いますが、私は中学時代は、一日30発くらい平手打ちをされていました。
理由があったわけではありません。ただ、その教師が気に食わなかっただけです。理由なく他の生徒の前で罵声を浴びせられるなど日常的でした。
一方、高校時代には一度も殴られたことはありません。罵声を浴びせられたこともありません。
高校を中退しているから、学校に通っている時間がそれほどなかったということもありますが、一度も殴られていません。
高校時代の部活の顧問は、私と会って2週間後に「俺はお前を殴らない」と言って、その言葉を守ってくれました。
そのおかげで、私は「スポーツをするのに体罰は不要」と考えるようになりました。
その人物を「理想の人間」や「理想の先生」と思ったことは一度もありません。尊敬するなど論外です。
ただ、ほんの少しだけ私の人生にいい影響を与えてくれました。
ほんの少しの事柄で、人は考え方を変えることがあります。
何ができるかはわかりませんが、少しだけいいことができるように、頑張りたいですね。