私は東北で暮らしたことはありません。
でも、私の祖父母は、東北(岩手県)の人間です。その上の代までさかのぼると、会津若松市の出身だったりもします。
だから、私は東北に親しみを持っています。
15年も前のことです。夏にはなでしこジャパンがワールドカップを優勝した年のことです。
その年の3月11日のことは、今でも覚えています。
揺れている間、立っていることができず、電柱にしがみついて難を逃れることができませんでした。
家に帰り震源地が東北と聞いたときのその絶望感は今でも忘れません。
1995年1月17日に阪神淡路大震災が起きて、高速道路が倒れているのを私はテレビで見ました。
しかし、2011年3月11日に私がテレビで見た光景は、それ以上のものでした。
テレビで見ていただけの私が何を言えばいいのかよくわかりません。
ここ数日、YouTubeで流れてくる、東日本大震災で被災された方々の動画を見ました。
6歳くらいの子供が高校生になっていたり、高校生だった子供が働いていたり、皆頑張って生きています。
時間は残酷です。どれだけ辛くても時間は進みます。そして、時間は戻ってはくれません。
「あの時に戻りたい」という切実な願いも、すべて無視していきます。
昨年、私は50になりました。
この年齢になると、時間が本当に大事だということがわかります。
1日1日をどう生きるかということも大事ですし、自分自身がどう生きたいかということも大切です。
普段はあまり感じることがないですが、生きているということはそれだけで素晴らしいことです。
自分の人生を自分の意思で歩めることがどれだけありがたく幸せなことか、この日になるといつも感じます。
人間はロボットではありません。意思のある生き物です。
来年の今頃どうなっているかはわかりませんが、時間を大切に、しっかりと前を見据えて、この1年間を生きたいと思います。